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Oneohtrix Point Never / patten

代官山UNITで。OPNもオープニング・アクトのpattenも突飛な発想に導かれた奔放な展開で、単純に聞いていて面白かった。で、OPNは官能的で美しいメロディが基調となっていた『R Plus Seven』の音素材を用いて陶酔的な音像を作り上げたかと思えば、暴力的なハーシュノイズを織り交ぜUSアンダーグラウンドにおけるドローン/ノイズのポップ化という自らの功績をセルフ・パロディ化し、舌の根も乾かぬうちにダンスフロア対応で快楽的な四つ打ちを繰り出し観客を痙攣させる。patten同様にアブストラクトで分裂症的だが、pattenが頭に浮かんだイメージを変更していく意図そのものを音として積み立てているようなある種の作為性があったのに対して、OPNはむしろ淀みのない無意識の流れ、意識の下に横たわる通奏低音をそのまま表象化し、音楽として再構成しているかのようだった。それは情報量が多くて、頭で聞く音楽なのだけれど頭を通過し意識に語りかけているかのような……(自分でもよくわかりません)。あとOPNは音の質感がぜんぜん違う。最初はUNITというクラブ向けの音響が良いように作用している程度なのかと思っていたのだけれど、むしろ出音の解像度そのものが違うような鳴り。VJと相まって焦点が定まらず、視点がバラけていくのに音自体が気持ちよくてストレスがない。

いや、面白い体験でした。でもクラブでスタンディングで聞くというよりアートスペースとかで椅子に座って聞きたい。(客層もそうだったけど)まあディレッタント向けなのかなーと。というわけでテクノの快楽やノイズの暴力性をも総括する知性が印象的でした。バカの感想だ。

Juice=Juice

iTunesで『イジワルしないで抱きしめてよ』を聞いていたらふと観たくなったのが昼過ぎ。そこから急いで無銭イベントを探して17:00のイベントで観ることが出来たという……。いや、東京はすごい。

JJも久しぶりに観たんだけどすごいいい。浅学な身でして大層なことは言えませんが、宮本佳林ちゃんの半端ない解像度の高さとそれをそれぞれのやり方で食い破らんとする4人が奇妙なバランスで釣り合ってる感じ?よくわかんないけどおもしれー。衣装もかわいい。