9/15~10/31

 9月中盤はネパールに行った。もう3か月ほど前か……。しかし、まじで楽しかった。ちゃんとしたホテルに泊まって15万くらいで安くはないが高くもないし(多分工夫すればもっと安くなるはずだが面倒だったので)、なんか人々もわりとぼんやりしていて安心だった。ネパール料理が好きなら絶対楽しめるし、そうでない皆さんも是非行くことをオススメする。物価も安いしね。結構写真撮ってるし濃密な時間だったので忘れることも多分無いでしょうって思ってたら旅行記みたいなのは別にいいや……って感じになってきた。なので、食べたものの写真を貼ってお茶を濁すとする。

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 ウマそ~~~~~!!!!!(終)

  日本に戻ってきてからの土日では濱口竜介寝ても覚めても』を見て驚嘆したり(濱口竜介のベストではないがメジャー作品でも確固たる濱口竜介作品で、つまりは本当にすごかった)、友人と渋谷のエリックサウスへ行ったりした。友人が色々前に進めているのを知って焦ったが、実際には焦っているわけではない。それはそれとして自分は自分の思うがままやっていく以外出来ない。やりたくないことはやりたくない。『懲役十八年』昔の戦友に対して「俺は変わりたくないんだ」と絶叫していた安藤昇の気持ちです。もはや居直り強盗のようだが、仕方がない……。翌週は雑務で潰れる。

 翌週は朝霧JAMに行こうと思っていたのだがなんやかんや面倒になって回避してしまったため、流れでErectionに行った。スティルイチミヤとオジロのライブで暴動のように盛り上がった。帰りに仲間と中目黒のカレー屋アカマルでカレーを食べて(めちゃウマかった)帰った。話の内容は多分インスタのマブの話とかペアーズの話とかだったと思う……。基本的にいつも同じなのでよくわからないが……。翌日は早稲田松竹アキ・カウリスマキ希望のかなた』とウェス・アンダーソン犬ヶ島』の二本立てを見た。『希望のかなた』ラストの彼岸を見つめるショットはパブリック・イメージなカウリスマキとは違うかもだけど、彼の作った映画の中でもっとも印象的だったし、素晴らしいものだと思う。『犬ヶ島』は本島に戻る船の中のシーンにこれぞウェス・アンダーソンだな~と思いつつ号泣。単純なオリエンタリズムともまた異なる謎の日本描写2本立てでありました。

 翌週は金曜夜からCircus TokyoでRedbull Music Festivalのクロージングパーティーに。Lil MofoとBeautiful Swimmersが聞きたかった。Lil Mofoのクールで治安悪めのセットもひたすらに楽しいBeautiful Swimmersのセットも最高だった(あんまパーティについては書かない方向でやってます)。

 翌日は……というか、3時間くらいだけ寝て郡山へ行った。ふくしまキッズフェスタに推しメンが出るから、前乗りで行った。BGMはBeautiful Swimmersのmixで自分を鼓舞しながら行った。行くしかなかった。ここまで来るとSALUの"「たまに辛くなりますか?」 これが夢だったから特にはねえな"の心境です(嘘)。郡山に着いて駅を出るとそこは……地方都市だった。富山とか奈良とか大分とかどこもそうだったけど、新幹線停車駅というのは実際のところ均一化されていて、そこには特に色気だったりローカル色とかはなく、それなりに発展しているが特に強力な魅力もないような場所である。疲れを取るためにだだっ広いスーパー銭湯ロウリュウあり、だだっ広い水風呂ありの素晴らしいサウナだった)に行き、食事も車がなければ微妙な感じだったので、郡山のコメを使った高評価のおにぎりを買い、ビジネスホテルで寝る……。いや、なんて辛い旅なんだ。しかし本当に辛いのはここからで、早朝4時に起きて大浴場の鍵開けをして体を清めたらタクシーを呼び、一路郡山自然の家へ向かう。タクシーの運転手さんに「あれ?子どもが行くイベント……だよね?」とか煽られながら5000円分の距離を行った。5時くらいに着いたので整理列(らしき何か)にセノビーを置いて、5時間くらいただ待機した。思い出してるだけで心が折れそうになるがこれも推しメンの為だから仕方がない。その後更に3時間ほど待ってようやく30分ほどライブを見た。いや、もういいだろう、俺は限界なんですよ……。そんな辛い気分になったが、ライブを見て写真を撮ったのは楽しく、まあトントンかなという気持ちになりました。来年もし同じイベントがあったら……どうすればいいんだろう。それはその時考えよう。バスに乗って普通に新幹線に乗り込み、帰った。まあ色んな知り合いに100回くらいいかに辛かったかを喋ったので、詳しい話が聞きたい人(いない)は現場で声掛けてください。

 翌週は『イコライザー2』(いい感じの佳作!)見て、深夜にISSUGIのリリパに行ったあとに握手会に行くなどした。それにしてもBESのライブ見れたのはあがった。『Rebuild』の曲とかもやってたし、ラップは本当に健在でライブも格好よかった。ISSUGIは常にイケてる(あんまパーティについては書かない方向でやってます)。昔はクラブイベントと握手会回すとそれなりに2つのカルチャーを横断してる感じが自己満足ではあっても充実感あったけど、今となってみるとただ単にスケジュール管理と我慢ができない困った大人感が強すぎるなあと思ってます。まあそれはそれで良いでしょう。握手は山田杏華ちゃんの飾らないシンプルな対応と歌田初夏さんの真っ直ぐにサービス精神豊かかつ自分であり続ける姿が眩しかった。俺は本田仁美さんが2年半の時を経てチーム8に戻ってくる時、この2人がどうなっているかを見届ける覚悟がある……。翌週は舞台・マジムリ学園を2回見たり、『ファントム・スレッド』やマキノ雅弘『剣雲鳴門しぶき』を見たりした。後者は昔からめちゃくちゃ見たかったやつで、確かに阿波踊りをめちゃくちゃにやりながら気付けば全てが終わっているパワーがヤバい。めっちゃ元気出た。あと1LDKのサンプルセールでシャツを買ったりピザを食べたりして盛り上がった。10月はそんな感じでございました。ここから俺はPRODUCE48にハマっていくのだが、その話は次に書きます。