2018総括①

 11月、12月についてまったく何も書けていないが一年を総括する。

2018総論

 結論から言ってしまえば、2018年はここ数年で一番楽しい1年だった。いや~楽しい、本当に楽しかった。遊びに行く回数も増え、笑うことも増え、自分の時間の過ごし方も充実したし、嫌な思いをすることは減った。楽しい要因は色々あるが、何よりオレにとっては1年間を通して自分らしくやれたことが大きい。自分らしさってなんだ?って感じですが。早い話が自分が好きなことだけをやって楽しむことに集中出来たのが久しぶりだったということです。自分自分と言っても確固たる自分があって良かったねという話ではなく、オープンマインドに色々やってみたら、楽しいことと楽しくないことが見えてきたという感じ。で、そこからようやく自分が浮かび上がってくるような感じなんですが、それは自分探し的な発見というより、むしろ"これはアリでこれはアカン"のボーダーみたいなのがこれまでの人生で培ってきて割と自分でははっきりあるなあとか思っていたのですが、そのボーダーが揺れる感じというか、新しいものへの興味を持つことがたくさん出来たのが、特に刺激的だった。

 具体的には海外ドラマ・旅行・カメラ・ジム・ファッションとか今までそれほど興味がなかったことに興味を持つことが出来た。更にアイドルを見て大声を出すことも本格化出来たし、それに伴う地方の魅力的なのも触れることが出来た。色んなところに行った。ネパールは最高に楽しかったし、富山・大分・新潟とかも意外なほど魅力的だった。そしてアイドルを応援するのであれば自分に向き合い、自分をマシな方向性に進めなければいけない。そう考えた結果、食事と運動を見直すことで、体重を12kgくらい絞ることが出来たし、握手会に行く前に服を買うことを自分に義務付けた結果、服が好きになった。他者に向き合うことで自分に向き合うことが出来るのだなあと改めて思いました。それも楽しかった。

 まあそういう、自分との関係性で色々考えようと思ったことは、例えば音楽もそうで、ストリーミング全盛でもはや1枚1枚をじっくり聴き通すことは難しく、高品質なポップスで流行を追ってるだけで終わってしまいそうだったので、聴取の意識としてかなりパーソナルに依ったものをよく聞くようにした。それは「作家的」として片付けられるような類のアーティスティックなもの(小袋くんのやつとか)というより、割と少数の人たちが狭いコミュニティのために作った音楽であったり、自分自身が価値を見つけないとどうにもならない音楽であったりとか、まあそういう類のものである。例えばオレはアイドルソングをよく聞いているのだが、それは音楽としては自分のような人間のために作られているというわけではなく、音楽単体をとってみればどうでもいい類のものなのだが、自分がライブに行き、好きなアイドルが歌うと何故か良いと思ってしまう。音楽それ自体のみを楽しむということは到底無理なんだということに自覚的というか、そういうのも合わせた体験の中で音楽を聞くことが多かった(PRODUCE48でK-POPの良質さに気付いてからは単純にそれでいいとも思えなくなっていったんですがそれはまた)。ただ、だからといってドメスティックな音楽だけで足るわけではもちろんなく、世界に目を広げてみると皆々様が自分に求められているものと自分であることの表現の折り合いをつけた素晴らしい音楽がたくさんあって、そういう感じと今年の個人的な方向性が結構合致してわかるな~って思うことも多かった。 ただ、だらだらアイドルやったり体鍛えてたりしたせいで、映画の鑑賞本数がめちゃくちゃ減って、ここ数年では久しぶりに100本見ることが出来なかった。体感として全然見てなかったし、平日はジムやサウナに行き、休日はアイドルやミュージシャンを見ていることがほとんどだったので。

 まあそれ以外は特に悔いもなく、ほんとに今年はやりたい放題させていただきました。自分のことが好きになれたというか、自分がやりたいことをやり続けることって自分がクールだと思うことを選択し続けているわけで、そんな生活をしていたら自分が好きにならずにはいられないでしょう。まあなんやかんや、そんな感じで自分であることを楽しんでいたのが2018年だとすれば、年の瀬には社会的の構成員として色々なことに責任を取っていくことも自分であることに当然伴うべきものではないかと思ってくるわけで……。そのあたりのケジメをつけるべきなのか、ケジメをつけずに怠惰に過ごし続けることが果たして許されるのか。つうかそれでやり過ごしたあとに何が残るのか、しかし……というその辺を2019年は考えていければ……いや、考えるよりも行動で示していければという感じです。押忍。各論は年末年始の暇な時間を使ってぼちぼちまとめていきます……。