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色々雑務が増えてきて若干忙しくなってきた。土日が潰されて嫌だという思いはもはやなく、ただただ雪の中動かなければならないのが面倒だ。

家で『コーマン帝国』を鑑賞。どこに感動したのかわからないが……とにかく感動してしまった。ロジャー・コーマンという一人の人間がただ映画を撮り続けるということ、それのみによって人々から敬愛されているということを写し撮っているからだろうか。儲かるから、という理由であっても若者・バイカー・黒人・女性といった弱者に光を当てようとした彼が、唯一赤字を被ったのが『The Intruder』(とヘルマンの『コック・ファイター』)だけということ自体が何より映画的であり、"ハリウッドの反逆者"と呼ばれるに相応しい生き方なのだと思える。