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組閣

組閣だってさ。ハハ……この響きが絶望的に恥ずかしくアホらしい。こんなことは真面目に考えるに値しないというのをまず名前をもって明らかにしてくれている。

シニカルに46も48も所詮秋元康の管理下、まさに同じ穴の狢でそう変わるもんでも無いだろ~と思っているのだけれど、その反面で『君の名は希望』までの意図的に48色(というか秋元康色)を排していた時期が猛烈に好きだった自分は今回の発表について正直なところ困惑をしてしまう。とはいえ秋元康「的な」徴候は『ガールズルール』から既にあったわけで、今になって初期みたいな曲を出されても以前のようにノレないんだろうなあということもわかっている。というかここまで音楽が、雰囲気(雰囲気をバカにしてはいけないということはR&Bを聞けばわかる)が、メンバーたちがどうということでなく運営の都合によりいとも容易く変わりうるというのを真正面からぶつけられるとそれだけで気持ちが萎えてしまったのかもしれない。しかし、それでも僕は独自性というものをハプニングとセンセーションで演出しようとするのでなく、音楽と雰囲気によって確立していこうという初期のスタイルに対する憧憬が未だに捨てきれないのである……と考えたあたりで持病の「アイドルなんて下らないものはもう全部どうでもいい」という視点(思考放棄とも言う)が出てきてしまって今に至る。金の使い道というものをもっと考えなければいけない。皆さんもこんな下らないロリコン文化に対する思い入れなんて今すぐ捨てた方がいいですよ。アホらし!